琵琶湖でのエリ調査に参加しました。


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エリ漁は早朝に行われました。
学部の頃、ウインドサーフィンしに琵琶湖に通っていた時から気になっていたエリ。
当時はただ風が強すぎる時に流されて迫ってくる脅威でしたが、
ついにそこに捕らわれたものを見る機会に恵まれました。


eri
エリから浜を望む。
浜に向かって垂直に網が設置されており、岸沿いを
回遊する魚をエリの先に仕掛けたツボに追い込む。
すごく凪いだ朝でした。

eri2
漁は夫婦で行われていました。
ツボの網を順番に上げて魚を隅に寄せていきます。
gyokaku
最後はタモ網ですくい上げる。
このとき見事に魚種が分けられます。

ayu
今の時期、エリ漁の最大の獲物、コアユ。
すぐに生簀に入れられます。
本来は盛期のはずですが、今年は本当に少ない、
去年の台風のせいではないか、と漁師さんは仰っていました。
一方でイサザ(琵琶湖固有種)やエビ類は多いということです。

zako
その他には、スゴモロコやウツセミカジカ(どちらも琵琶湖固有)、
ハス、ヨシノボリ、カマツカ、オイカワ、ウグイ、スジエビやテナガエビなどなど。
海での漁に比べ魚のサイズは小さいものの、
豊饒な琵琶湖と、そこで営まれる伝統漁の姿を垣間見ることができました。

honmoroko
琵琶湖固有種、ホンモロコ。
琵琶湖に特有の生息場所、広い沖合に進出した魚。
とにかく美味いらしいけれど食べたことがある人はすごく少ない。
本当においしそう。

日が昇る前に琵琶湖に着くと、平日でしたがそこにはバス釣りの姿がありました。
胴長を着て湖に入り黙々と竿を投げる。
一方でそのすぐ近くにあるエリ。不漁だと嘆く中、網に40 cmにも達するブラックバスが2匹も入っていました。
6月1日に施行された外来生物法に従って、二度と外来魚が放流されることなく、
琵琶湖でこの素晴らしい伝統漁が持続することを切に祈ります。

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