世界のサンゴ礁をめぐる旅
−栽培藻類の起源をたずねて−



紅 海にもぐり、シナイ半島の砂漠でオアシスに辿り着いた。


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モ ンバサを発ち、ナイロビ経由でカイロへ。
着いたとたんものすごい勢いで話しかけてくる客引き、案内もなく、警備に聞いても英語があまり通じず、
それぞれ違ったことを言うし、
そ れでもチップを要求され、ター ミナルは離れ離れで込み入っており、
危険だからと手荷物預かり所もなく重量超過の荷物を引きずり、
カイロ⇔シャルム・エル・シェイクのチケットをついに買えただけで、
6 時間近くあった乗り換えまでの時間、ト イレしかない臨時ターミナル待合所でただ待つ。
カイロ空港。今回の旅の中で最悪の空港(最悪の航空会社はケニヤ航空)

しかし行く先はスーパーリゾート、シャルム・エル・シェイク!



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シャルム・エル・シェイク。暗 くなった空港に降り立ったら、散々苦労して電話しておいたにも関わらず、ホテルの迎えは来ず。ロンリープラネットお勧めの宿は西部劇のように砂っぽくざら つ き隙間風が吹いていた。タクシーには毎回 ぼられる。リゾート地は自分に向いていなかった。


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しかしこの砂漠の 下には圧倒的に透明なあおいサンゴ礁が広がっていた。
サンゴ礁ならではの底抜けの明るさと透明感、それを埋めるさかな達。
来てよかったー。

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紅海でもクロソラスズメダイと藻園を発見!
クロソラスズメダイは、アフリカの東から太平洋の真ん中まで分布している
のですが、貴重なサンプルとなる分布域の端っこの一つ紅海で見つけれ、
とりあえずほっとした。

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そしてシャルム・エル・シェイクを脱出することに。 シナイ半島 東岸を北上し、アカバ湾に面するダハバに着いた。そしてすぐ、こここそがオアシスだと気づきました。ここでは人々は穏やかで、旅人にもやさしい。
毎日完璧に晴れ 渡ったそら色の空にシナイの山々が突き刺さっていた


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ダハバ。ウエットスーツを担いで歩いて30分で郊外に行ける 小さな町。ここでは着替えを浜に置いたまま泳げる。そんなことができる ところはあまりなかった。
ここで浜にいる昆虫を探しましたが、川ある?と聞くと、ナイルに行け、と言われ、シャワーからは塩水が出るほど乾燥しており、カラ カラに干乾びた砂の上にはハエ以外何も見つけることができず、残念でした。

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帰りもトランジットが6時間ほどあったので今 度こそ!オアシス・ダハバで紹介してもらった運転手さんモハメド・アリを雇い、エジプト博物館とピラミッドへ。それでもさんざん断ったのにすごく遠くに車 を止められもうどうしよ うもなく馬に乗るはめに。。パピルスの店にも連れて行かれる。しかしアリは屋台でエジプト料理コシャリをご馳走してくれたり、ぼったくろうとすることも無 く、結局良い人でした。



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ここダハバでもスズメダイの藻園を発見。手前に見える褐色に彩られた岩肌がそれ。
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海の直前の砂浜にカーペットを敷いただけのベドウィンスタイルのカフェ(写真の左右)。ここで茶葉が底に堆積した甘い紅茶とステラ ビールを飲んで旅の疲れを癒した。対岸には幸福のアラビアが見える。満足。




 
エジプト。
ロンリープラネットが古くて物価が上がっていたのか、ボラれていたのか、
騙されたのか、そういうものなのか、結局なにも分からないままでした。
ただ、ケニヤからエジプトに着いた時に空港にいた客引きに、
ピラミッドの(ピラミッドから遠く離れた)駐車場で、空港で会ったん覚えてるか?結局来たんやな〜、
という感じで声をかけられ、和んだりもしました。

砂漠の下には本物のサンゴ礁がありました。
シャルム・エル・シェイクの手厚く守られてきたサンゴ礁は、色濃くて見たものを忘れさせない。
平和なダハバの浜辺のカフェで寝転び、そしたらネコが寄ってきて、旅の疲れが癒えました。

結局ぎりぎりまでこ のダハバで過ごし、夜バスでシャルムに戻り、翌朝カイロへ。
博物館に無造作に並べられた名も知られぬファラオ達の石棺。
表面を削り取られそれでも毅然と立つピラミッド、そして奇跡的に残されていたツタンカーメンと
その眩い埋葬品。一時それらに心を奪われました。
最後は大慌てで空港へ、そしてモルディブに向かう。
水上コテージ、高級リゾート、白い砂浜。巨大なサンゴ礁の上に散らばる小さな島々。
そんな妄想を抱きながら。。

次は、リゾートを遠めに眺めながら、
観光客のあまり来ないマーレ島で、
道で出会った何かと「ダイジョウブ、ダイジョウブ」と言うモルディブ人に部屋を借りてすごしたモルディブの日々。

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