膨湖諸島に行きました


bouan
膨湖島から船に乗ること一時間。望安島でマボロシの浜を発見。



学会が終わると膨湖諸島へ。
makou
膨湖島馬公の町。台北の人のリゾート地のようでした。
台北の旅行会社で一泊1万5千円のイルカホテル(海豚飯店)を
吹っ掛けられたり、パスポートを危うく日本に郵送する荷物に
入れそうになったりしながらようやくたどり着きました。
(台北から飛行機で一時間)

torai
膨湖島から船で望安島へ。途中に見えた島。
台形で上は円柱状の岩が並んでいるという奇妙な島が連なっていました。
そして海に向かって並ぶ要塞が、この中国と台湾島との間の海域が
かつて緊迫していたことを物語っています。
road
望安島にて。
道が白い!この道を行くと冒頭の夢の浜にたどり着きます。
移動は一日600円ほどで借りられる原付でした。

bouanumi
望安島の海。透明度が良く、健全なサンゴ礁でした。
手前や奥はテーブル上サンゴが広がっています。
左手前から中央にかけてソフトコーラルが繁茂しています。
bouanumi2
こちらは一面色とりどりのソフトコーラル。やや左側中央に
スズメダイがいて藻園があるようです。
stegastes
これがそのスズメダイ(同定中)。
ここ望安島も、膨湖島や台湾北部の野柳でも、このスズメダイが
高密度で生息しており、海底をその藻園が覆い尽くしていました。
shop
望安島潭門港近くの売店のお姉さん。
一日一便の帰りの船のチケットを買いに行くと、もう席が無いと
この船に乗れないと台北行、日本帰の飛行機に乗れなくなる
僕らをひどく慌てさせました。その後、ツアーのチャーター船を
紹介してくれ、僕らは無事帰ることができました。

fune
帰りの船で。
今回の旅行は常に中村洋平君(左・琉球大学PD)と同行しました。
彼の学部時代の潜水部から養ってきたという潜水技術と、
台湾最大の秘境、蘭嶼島に行ったことがあるという経験、そして
西表島網取湾を初め世界中の海でのフィールドワークに基づく
知識、何より彼を駆り立てた少年時代からの海洋生物への憧れ。
共に学会に参加し調査できてとても貴重な経験が出来ました。


イン ド太平洋魚類学会ももちろん楽しかったし有意義でした!
同じStegastes属のスズメダイの研究をしている
台 湾大学博士課程のMr. Hoさんと出会え、
日本のたくさんの著名な魚類研究者の先生方にお会いすることが出来ました。

膨湖諸島への旅は心に残るものとなりました。
ホテルのフロントでさえ英語も日本語も通じないけど、漢字で分かり合えて
地元の食堂を教えてもらったり、潜水店でシュノーケルの機材を貸してもらったりという奇妙な経験。
ものすごい勢いで上がるタクシーのメーターに何も信じられなくなったり、
海に入ると撃たれるとか、船はとんでもなく高いとか間違った情報もあり、
帰りの席が無いことも知らずに乗り込んだ船で辿りついた望安島。
真っ白な道を行くと現れた見渡す限りの海にホシスナの浜。
海に入るとそこはスズメダイ天国でした。
また再び訪れたい、それまで心に留めておきたい、
そんな島でした。


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